三月は深き紅の淵を

私のよくないところ。
メールを返さない。
電話に出ない。
コメントを見ない・・・
持ってる、あるいは設置しているのにね。寂しがり屋なんだろうか。自分で言ってみる。
この日記もそうですし、他のページなんかでも「コメント返しやがらねぇ」とお怒りの方いらしたらすみません。



さて、この日記が置いてあった元のHPは消え去ってしまいました。
これでよかったんですよ。
1年以上も平気で放置してましたからね。たいしたこと書けてなかったし・・・
とりあえず今はこの日記だけでいいやなんて思ったりして。
満足に書けてないくせに・・・。何か今日は卑屈だな。




本を読まなきゃな、と思いつつ読んでいませんが、それでも春休み中に一作読めました。
今、ついに旬な作家になった恩田陸の「ねじの回転」です。
文庫版になったものを購入しました。
全部文庫になってから読む私はファンとは言えないのでしょうか。ははは。
唯一ハードカバーで買ったのは「上と外」と「蛇行する川のほとり」だけ。
だってこの二作は先に文庫で何巻も出てるものをまとめたやつで、文庫で買うよりまとまっててお得なんだもん。
その代わり分厚くて未だに手が出せていません。
いつ買ったんだよ、いつ。
ハードカバーはとっつきにくくて苦手です。持ちにくいし。高いし。


ねじの回転が歴史モノってことは知ってたので、文庫化をとても楽しみにしていました。
そして面白かったです。最後に向かってどんどん加速しながら終結していくところは恩田陸ペース。ぞくぞく。
ただ、どうしても時間系のエスエフ部分で理解しがたいところが一点だけあって、誰かに解説してもらいたい気分です。
雰囲気で楽しむには少し深いかな。物語に食い込んでる部分が。
次はなにが文庫になるんだったかな?
本屋でひたすら「恩田、恩田」と探し回るのは好きです。
新しい作品がおいてあったりするとドキッとしたりして。


ふと本棚を眺めると、途中までしか読んでないのが二作そのままになってることに気付く・・・
もう一度最初から読まないとな。
「劫尽童女」はまだうっすら覚えているし、わかりやすい設定だった気がするからまだいいのだけれど、
「ドミノ」は登場人物が多すぎて、しかもその一人ひとりに伏線があるものだから、集中して読まないと絶対面白くない系です。確か半分まで読んだ。
よく本屋でオススメ!て書かれてる「ライオンハート」も結構長くて3回始めからスタートしました。笑
出来れば最初から最後まで切らずに一気に読みたいんですよね。
でもそれには時間と体力がいると。困った困った。


そういえば「夜のピクニック」の映画はいつ公開されるんだったかな?
早く文庫化してもらわないと読めませんー。
何か受賞しちゃったから当分無理なのかな。
ちなみに、今日のタイトルも恩田作品のひとつです。