おまたがヒュン!

ボロボロビデオ完全移植計画と題しまして。




ジブリは無論のこと、ドラえもんクレヨンしんちゃんとコナンの映画が放映されると今でも録画している我が家です。
まだ三姉妹が幼かった頃ならわかるのですが、今現在は一体誰が録画の作業をしているのか不思議です。
気がつくと少しずつ増えているビデオ。
ドラちゃんとしんちゃんなんて、2時間スペシャルのビデオもあったりします。
私がいない間に一体誰が・・・。




その中で今回、DVDにダビングして東京へ持っていこうとしたのは、クレヨンしんちゃんの映画です。
保存してあるうちの、私の好きな映画上位4位まで、すなわち
「ヘンダーランド」、「温泉わくわく」、「オトナ帝国」、「戦国大合戦」。
昔のスペシャルとかスンノケシ王子とかブタのヒヅメ、暗黒タマタマが消え去ってしまってショックをうけたりもしながら。



中でもオトナ帝国は、しんちゃん映画好きでいながら恥ずかしいことにまだ見ていなかったのです。イヤーンはずかし〜ぃ
ダビングをしながら外界との接触を絶って鑑賞。
いや、さすがにクレしん「泣ける」映画の1、2位を戦国大合戦と争うだけのことはありました。
泣いた泣いたあ!ひろしの家族愛が「懐かしかったあの頃」を昇華していくシーンは屈指の名シーン。


戦国時代を細かいところまで取材して表現していて尚且つ泣ける「戦国」が大好きだったけど、
結局アレって極端に言えばしんちゃんたちが脇役になった時代劇でしかないわけで。
それと比較すると、オトナ帝国は笑いのシーンと泣きのシーンの比率がバランス良くって、
緊張のドキドキ感だとか悲しさや切なさなんかが90分の中に選り取り詰め込まれているんです。
ちゃんとクレしん映画してる。



大人になるのが怖くて、歳を取りたくないとどんなに願ったことか。
未来を拒絶して過去へ還ろうとするオトナにむかってしんちゃんは「オラは大人になりたい」と言います。
なんて格好いいんだろうと胸打たれました。
大人になりたいと素直に思える人間になれるだろうか?




私が6歳のときに現れたしんちゃんですが、私もう21になっちゃったよ。
みさえの歳になるまでテレビは続いているかなあ。
磯野一家よりさくら一家より野原一家が大好きです。
とりあえず東京に戻ったら暗黒タマタマとブタのヒヅメとぶりぶりざえもんが見れるDVDを借りてこよう。