失って、傷ついて、僕らは行く

眠いときに寝ようとしないのが私のいけないところかもしれません。
昨日書いたことにちょろっと付け足させてください。
いくら曲に失望したっつったって、ギャーギャーピーピーわめきながら自分の価値観をぶつける人はいかがかと思う。
やっぱり私はこう考えずにはいられない。正しいことなんて何一つないんだって。





>トミーとランマは、自宅で曲作りなどの作業の為、不参加だったのですが(ホント偉いよねぇ。)


ほんっっと、えらいよね!!涙が出てしまいそう。
新たな氣志團ムーブメントの主役は彼らかもしれないね。素敵な音楽、育ててくだされ。



ところで、昨日ようやくワッツイン読みました。(遅い)
もう2冊買って切り抜いてアルバム作りたい!なんて。だって30,31ページがステッカーみたいなんだもの。(ステッカーにしたってどうせ使わないのならいっそアルバムにしていつでも眺めていたいんだ、という意)
いや、単に構図が素敵だと思っただけで、一つ一つの写真にはそれほど(オイ)
(以下ネタバレ。まだ読んでいない人もいるかと思うので。)







>一緒にいた人たちがものすごい自分を責めてました


大の大人数人がかりで止められないランマっていったい何者なんだと思いつつ、今まで「一緒にいた人たち」に思いを馳せたことがあまりなかったことに少々反省。
ランマの早期復帰にどんな想いで胸を撫で下ろしたことだろう。そう思うと名古屋・大阪公演がなんだか眩しいです。


>逆に悲しかったのは、その責任感を彼が持っていなかったということ。
>"君の代わりはいないんだよ"


そうだそうだ!
未だにランマ事件のことになると一人で怒っている私はしつこいですよねそうですね。
最後の一人になっても私はきっと怒ってます。


>氣志團以外の人がステージに上がっちゃいけないんじゃないか


誰か知らない人がステージに立っていたらどうしよう。そんな杞憂があっただけに、團長がこう考えててくれていたことは本当に嬉しいです。
元々4人で編成されていた楽器隊。どうやったって3人ではフォローしきれないことは明確で。
そして出た結論が阿部さんだったわけですね。
名古屋でランマが突然出てきたときももちろんたまらない気持ちでしたが、あの日一番楽しくて感慨深かったのが7人でのステージでした。
失礼な話ですが、そのとき初めて「阿部さんありがとう」って思ったんですよ。



色々な媒体で(っつっても主に雑誌ですが)ランマが空を飛んでからドームまでの事の顛末が語られているわけですが、読めば読むほどドームを無事に遂げられたことは本当にすごいことなんだ、すごい状況の中やってみせたんだなと、じわじわ緊張させられます。今更ですけど。
でも私はどうしてもだめなんです。
ドームはね、無事にできてよかった。ランマも早く復活したね。よかったね。でもね。
そもそもさぁ・・
という怒りなんですよ。わりと珍しく根に持ってます。いまだに強く思う。あの一週間は一体なんだったんだろうって。
すみません。世界の端っこで隅っこを向いて体育座りで一人ブツブツ言っているようなものですから・・。
一つのストーリーになった、ってどっかで誰かが言ってましたが(トミーが言ってたのかと思ったらどうも違った?)確かにその通りなんですけどね。
もう過ぎた事だってこともわかってるし、いつまでもいつまでもブチブチ言ってる自分が馬鹿らしいのもわかってます!でも、最後に一つだけ言わせてください。
この怒りややるせなさの全ての感情は、ただこれだけのことが起点になっているんです。


「あのとき分岐点で氣志團ちゃんが進まなかった方の道はどんな道になっていたのかな」。


いつかわかるときがくるのかな?



それでもランマのインタビューには切なさを感じずにはいられません。
だってだって、目が覚めて時計を見たら大阪GIGが終わってたなんて。
つらいことを考えてしまうから、痛みがあるほうがまだマシだなんて。
團長が「ランマがすぐ泣く」なんて言ってましたよね。山口さんが様子を見に行ったとき嬉し泣き、團長が電話したとき嬉し泣き、後は忘れたエトセトラ。
相当だったろう。本当に相当な。
でもランマは逃げなかったんですね。團長さん、いつの間にかランマちゃん、少し、いやかなり、強くなってましたね!
ほんとうに生きてて良かったです。團長の、氣志團ちゃんのランマ愛が無駄にならずにすんだね。
あぁ、早くランマの詩曲が聞きたいです。待ち遠しいったらありゃしない。


夢見る頃を過ぎても。
誰かって誰ですか?
もしかして、もしかして鹿児島で一人ときを過ごしていたアイツのことかな?
それともこれから辛抱のときを過ごすみんなのことなのかな?
團の歌はいつだって氣志團自身の道しるべになっている。
新しい旅路にふさわしい、まさにスタートの曲じゃぁございませんか。
ようやくランマも追いついた。旅はもう始まっているのですね。