届かない人へ

うむむ、ようやく気がついたのだけど、ドームに関して「成功」「失敗」という2つの言葉のどちらかで評する風潮が漂っていますね。(気付くのが遅い)
元はといえば團長が「失敗したら〜」「成功させてみせる」なんて言っていたことから生まれた言葉なんだと辿ってみたり。
そうすると私はどっちだと思っているのかをちゃんとまだどこにも書いていないことに気がついて、そんなこと試験がとりあえず終わってから書けばいいのだけど、どうしてもこのままで勉強したくなくて日記に向き合ってみました。
人はこれを逃避という。




で、どうなのよ自分と心に問い合わせてみました。
何から話したらよいのか。
まず、今回のツアーでよく言われた言葉が「橙組だったんだ」でした。
「あれー知らなかったんですか」なんて返しながら、心中で違うんだよーという自分もいたりして・・
ランマ好きです。確かに。でもそれは私の中で彼は時々目を引く、くらいの意味合いで。
ステージ上で何かしでかしているときはハラハラしたりもするけど、ところ構わずランマーランマー言っているわけではないし。
○組です、という表現は実は嫌いです。便宜上使うときは橙組と言っていますけれどもね。


だって本来なら「赤組」が一番あっているはずなんです。
けどそれは、「氣志團」を好きな人ならきっとみんな同じでしょ?
團長が根底にあっての氣志團だと思っているから。
團長には沢山の感情を抱いています。愛情も恋心も感謝も尊敬も不安も期待も喜びも楽しみも全部全部。
そしてそれは「氣志團」に直結する感情であって、敢えて言うなら本当に一番しっくりくるのは「氣志團組」なんですよ。
でもそんな事言ったらみんなそうでしょうから。当たり前か。
そうするとじゃぁ何組?と自己紹介をせまられたときに、どう言おうかなと考えて出たのが「橙組」でした。
だから例えば棒グラフで表したときに、ランマが郡を抜けてダントツに一番というわけではない、のです。
私はそういう橙組。
橙組だって言っている人に、そしてランマに失礼かな?
でも私はそういう風に氣志團が好きだから。



で、成功?失敗?というお話でしたね。
はっきり言って、失敗だなんて思っちゃいません。
確かに私は終始動けずに(そして悲観的に)いましたが、それはそれ。
席を埋める観客、響く歓声、ちゃんと覚えてます。
あれのどこを失敗と言えましょうか。そんなの氣志團に失礼です。
というか、氣志團が東京ドームの公演決行の決定をさせた時点で成功成功大成功だったんですよ。
ウッシッシ、やってやったぜ世の中ってなもんですよ。
だから代々木で告知されたとき私は嬉しかった。
むしろあのときの思いのほうが今、深く残っているし、大事なことだと思います。
あわや一発屋かと思われたあの氣志團がね、ドームでやるんですよ。
ドーム当日に行った美容院の美容師さんに、私はそう誇らしく言ったものでした。
普段キシーだなんて、隠すか小さい声でしか言えない私が、あの日だけは少し違いましたもん。
ははは、私ごときがなに偉そうに言ってんだ、て感じですけどね。



いざ席について房スカを聞いたときの予想外の衝撃で、結局私はあの空間・時間を満喫することは出来ませんでした。
ただそれに、「橙組」だから、という冠をつけられてしまっているとしたら、それは甚だ遺憾なのでございます。
ランマが怪我をした。そして3公演が延期となり、ドームはヘルプを迎えての決行となった。
そこで私が抱いた感情がランマへの怒りだったのは、つまり上記の「そういう橙組」であるだからと思うのです。


5人でやるということが6人とは少し違うものになるということくらい、20日の時点でわかっていました。だからあの日は涙が止まらなかった。
26日の時点で私だいじょうぶかも、なんて言っているのは、今思えばやっぱり思考を停止させていたんだろうなぁと思います。
ドームを楽しまなくてどうする!という気合がうじうじを吹き飛ばしていたんでしょう。




結局なにが言いたいのかと言いますと。
私はうじうじうじ虫には絶対なりたくないんです。
カラッとしていたい。いつだって、そう氣志團に向き合っていたい。
だから正直、27日前後の私は少しイヤです。
ところがだんだん整理もついて、上向いていたところへDVD化のお話が。(←実はすっかりDVDのことを忘れていた)
それがきっかけでまたドームのことを悶々してしまうことになり、こんなズルズル書いているわけですが・・。
一人欠けたままの空間と音を、再び目に、耳にするのは怖いです。
けれど、そのままでいるつもりは全然なくて。
大好きな大好きな大好きな氣志團の、まだ数少ないけれど大切で重要な思い出たち。
その中の一つが悲しいままなんて、やっぱりキシーとして悔しいんですよ。
ドームは大成功!それは周りを見ていればわかること。
でもその大成功したドームを、私まだちゃんと見てないんです。目をそらしてたんです、4時間ずっと。
あんなに大事な、事件だったのに。



残るものであるならば、6人揃っていてほしかった。
それは今でも強く思います。一つの作品として、そう思う。
けれど、いい加減11月27日をしっかり見なきゃ、きっとだめ。
このまま年を越して、延期公演の最後の最後にきっと團長が何かを言うのでしょう。
そして次のツアーからは新しい何かが始まるのかもしれない。
そのときに一人置いていかれている場合ではないのです。
いつだってしっかり気持ちを整理して、さっぱりしていたい。
そして声を大にして言うのです、氣志團が好きで好きでたまらないんだと。
ならばドームを見なきゃダメですよね。
あぁ、書いているうちにDVDにしてくれてありがとうとさえ思えてきました。
「神様」がいつまでも置いてかれている人に用意してくれた、ひとつのチャンスなのかもしれないなぁ。
そんな風に、今は思うわけです。



要するに、今までも、今も、これからも氣志團が大好き!でいたいなってことです。
あぁ、言い足りない。自分の考えを整理することは出来たけれども、誰かに伝えるには全然だめですね、これじゃ。
ま日記だからいいのか。
もっともっと文才を!そしてHPの更新を!笑
ちゃんと書いて残しておけますように。
今日はやけに長い独り言でした。私ワールド万歳っ



はーーこんなスッキリすると思わなかった。
作文て素晴らしいなぁ。いつだって私を落ち着けて諭してくれます。これだから書くの大好き。
書き始めたときと書き終えたときの感情がまるで違うとき、イタコ!?と自分でも驚いてしまいますよ、まったく
誰かが私の指を動かしているのだろうか。