かも、でも、明日へと

素敵な唄だなと思いつつホントによくできた唄だなとも思ってしまう私をお許しあれ。


この限りはあれどたっぷりとある時間を如何に過ごしてやろうかと考えた末、やはりHPの更新しかないだろうと思ってしまった私は今病床中。
彼らの事だけ考えていたい、なんて、傍から見たらなんて気持ちの悪いことだろうと思うかもしれないけれど、あの日代々木にいたキシーは少なからずそう思っているんじゃないだろうか。
いや、むしろ考えざるを得ない状態なのでは、とすら。
あの日、あの場所で、特別な何かがあったわけじゃない。例えば万博みたいにとにかくお祭り騒ぎに仕立てていたわけでもなんでもなく。
ただ彼らはGIGをしていた。私たちに向かって、GIGを。
今までの数々のステージと、キャパ以外に何が違うのかは鈍感な私にはわからなかったけれど、けれど確かに2日目のワンナイトカーニバルを聴きながら、踊りながら私は泣いていた。
感動してたわけじゃない。ただ、ずっとそこにいたかった。


ドームの報せに私はちっとも驚かなかった。それどころか、秘かに喜んだ自分がいた。
すごくよく似てた。万博のときのドキドキと、ドームのドキドキが。
そして、万博のときの不安なドキドキが、ドームのドキドキを安心なものに変えてくれる。
私はドームにわくわくできるほど、いつのまにか團ちゃんを信頼していた。
代々木で私は完全に虜になってしまったんだろう。
ラストソング?そのうたい文句でドームが埋まるのなら万々歳だ。
こんなところで彼らは終わらない。
明日を諦めることを、もう完全に止めてしまったのだから。