巨星堕つ

先日いかりやさんが亡くなられた。72歳だった。


私はあの頃を生きていたわけではないし、熱心なファンだったわけでもない。
それでもあの存在感は相当なものだったんだと思う。
こんな私でもショックだった。


たくさんの人にその死を惜しまれ、世の中にたくさんの「痕跡」を遺して逝ったいかりやさん。
大往生ではないか。
なんて幸せな人なんだろう、心からそう思う。



永遠なんてものはない。命はいつか果てる。
死ぬまでの短い時間の中で、どれだけ「自分が生きていたという証」を残せるか。
偉大な人が亡くなると、私はいつも少し焦る。
私も何か残さなければ。私には何が残せるのだろうか?
そんな思いに駆られて、私は今日も生きる。